私が大型自動二輪免許を取得して、このバイクを買いました。
これを買うまでには色々と迷っていました。大型バイクというと普通の車両でも新車では80万円とか100万とかします。残念ながらそのような大金は持ち合わせていないので、必然的に中古の車両買うことになります。 CB1300やGSX1300R、古いのだとZ1300やTX750が候補でしたが、免許を取得した直後に乗せてもらったXJR1300がスタイルや乗り心地がなかなか良かったので、それを探していました。本当は旧車に乗りたかったのですけど・・・ そういえば父親が何年か前まで乗っていたバイクが格好良かったなぁ・・・と、バイク屋の店員さんに探してもらったところ、1台だけありました!手ごろな価格ですし、アフターサービスも万全みたいなので、即決しました(^^ゞ 整備で1ヶ月ほどかかり、もうそろそろ納車というところで見に行くと、思ったより状態が悪かったみたいで、部品取り車から幾つか部品を頂戴したとの説明。これはこれでよかったのですが、いざ納車されて乗ってみると、まだがたついている所があったのでまた工場送り。1ヶ月待ち。
あわせてこれだけ修理してもらいました。修理代は保証期間内だったのでほとんどタダでした。でも、乗っているうちに色々と気づいてくるものです・・・低回転スカスカだったりノッキングが激しかったり。 ノッキングはハイオク入れたら結構おさまりましたが、スカスカはなにやっても駄目でした。プラグ換えても駄目だったのでたぶんキャブが悪いのかなぁ・・・現在もこんな状態です。いい加減直さないといけないですね。 買ったときはほとんどノーマルでしたが、リアのサスペンションとミラーが純正ではなく、個人的にはノーマルが一番良いので、それぞれ中古と新品を買いました。マフラーも1本だけ穴が開いていたので、家にあった同型のマフラーと交換しました。 この車両の詳しい紹介ですが、この車両の最初の型は、1969年に発売されました。当時としては最大級の車体に、量産車初の油圧ディスクブレーキ、同じく並列4気筒エンジンを積み、馬力は67PS、最高速度200km/hを誇り、ホンダのフラッグシップマシンとして様々なレースにも出ました。 私の持っている車両は最後発の車両で、1977年に発売され、陳腐化が目立ってきたために、翌年に新設計のCB750Kが登場し、生産が終了しました。リッターマシンが主流の現在では決して速くはありませんが、この車両にしかない魅力が多々あり、現在でも多数の車両が走っています。 全景。
後ろ。4本出しマフラーが特徴。
横。リフレクターや大型ウィンカーが昔らしい。
メーター類。当時は高速道路が80km/h制限だったのでそこから目盛りが赤い。ガソリン残量計は無いので、トリップメーターで大体の残量を把握しています。
セルスターターもありますが、キック始動も出来ます。
今では珍しくはなくなった4気筒エンジン。
キック始動→発進の音声サンプル(MP3)
参考文献:三栄書房「HONDA CB750Four/400Four」、モーターマガジン「ミスター・バイク 2009年8月号付録(復刻カタログ HONDA DREAM CB750FOUR & CB175)」、モーターマガジン「オートバイ 2009年9月号付録(CB魂)」、Jeff Clew「HONDA CB750 Sohc Fours」 参考サイト:Wikipedia(日本語)「ホンダ・ドリームCB750FOUR」、ホンダ プレスインフォメーション「ホンダ EARA(エアラ) ホンダ ドリーム」、ホンダ プレスインフォメーション「ホンダ ドリーム CB750 FOUR ホンダ ベンリイ SL90」、ホンダ コレクションホール「Honda Collection Hall/HONDA CB750 FOUR K」、BIKET「幻の旧車シリーズ第3弾 幻のナナハン特集:スペシャル特集【BIKET】」 |